今年、LTSpiceがIVから一気にXVIIにアップデートしました。
ユーザーとして一番嬉しいニュースは、マルチモニターのサポートです。
今日は、その実例をご紹介します。
まず、LTSpiceのファイルを一つ開き、シミュレーションを実行させます。
今回は、R1にかかる電圧の周波数特性を表示させています。LTSpice ユーザーには慣れている画面の構成で、計算結果とSchematicが上下のWindowに分離されています。
LTSpice IVでは、ここで終わりましたが、LTSpice XVIIでは、気になるWindowsにカーソルを移動し、右クリックをするとFloat Windowというメニューが表示されます。これをクリックしてみます。
その結果、別のモニターに全画面表示をすれば、下記の図のようになります。(二つのモニターの解像度が異なるので、下記のようなキャプチャ画面になってしまいます。ご了承ください。)
やはり、いいですね。作業性が大きく上がる気がします。
LTSpice IVを使っている皆さんは、早めにアップデートをおすすめします。