今回、3V -> 24Vへの電圧変換回路を作ってみました。パソコン側はUSB-GPIOボードを利用し3Vレベルのデジタル信号を作ります。それを産業用コンピューターのPLCに伝えるために、電圧レベルを24Vにする必要があります。
こういう電圧レベル変換にはフォトカプラという素子がよく使われます。下記の動画をアップしました。内容は、スイッチで3VレベルのON/OFF信号を作り、それをフォトカプラで 24V変換後、最後に24V駆動のリレーをON/OFFする様子を示します。
全12チャンネルが必要だったため、ブレッドボードの実装を取りやめ、新しくプリント基板を起こすことにしました。
プリント基板のCADとして、AutoCAD Eagle CADを、プリント基板の製造には、深センのSeeedstudioのFusion PCBサービスを使いました。
FusionPCB-基板製造サービス
https://www.fusionpcb.jp/fusion_pcb.html
SeeedstudioのFusion PCBサービスを選定した理由は、下記の三つです。
- 価格が安い。これは説明不要ですね。
- 品質が良い。
- 推奨デザインルールを従うと、確実に作られます。そして、Eagle CAD, KiCAD用のデザインルールファイルを提供してくれます。Gerber 出力設定ファイル
- 配送が早い。
- コロナウイルスで飛行機便が滞るときにも発注から2週間以内に日本国内に到着します。
納品されたプリント基板です。赤染でいいです。武田家の騎馬軍団のイメージです。(笑)
部品を実装し、アクリル基板を基板の上下に設置しました。少し製品のようなイメージが出てきますね。