Ossica社のCotaがCES2016で公開されました。
IEEE Spectrumに分かりやすい記事があったので、リンクと一緒に内容を簡単にご紹介します。
Ossia’s Cota Wireless Power Tech Promises to Enable the Internet of Everything By Evan Ackerman
記事内容のまとめ
(1) ISMバンドの2.4GHの周波数。Wifi信号との干渉しない。
Ossiaのエンジニアは、5.8GHz(Wattupが採用)より遥かに安全だと主張。
(2)複数の小型の送信アンテナよりエネルギを放射。要はMIMO技術。
(3) 約10mの距離の受信デバイスに1Wまでのエネルギの伝送可能。
(4) まず、受信デバイスが100HzのPing信号を出す。
送信機の各々の送信アンテナが、そのPing信号を受け取り、各送信アンテナの位相と振幅を制御。
(5) 送信機は60-70Wを出し、遠隔にある4-5個の複数の受信デバイスまで1Wを送る。
正確な伝送効率は未公開。
(6) コストに関しては未発表。現在、日本のKDDIと共同開発中。