先日、Makers Faire Tokyo 2018にTD4基板を出品してきました。
その時、ブースに訪れたTD4のファンの方々より「キットとして販売を検討してくれないか」という要望がありました。その後も何人かの方に同様の内容の連絡も頂いたため、キットとして提供することを決定しました。

まず、「CPUの創りかた」の著者の渡波郁さんに連絡を取り、事情を話したところ、「少数を実費プラスアルファ程度で販売」の条件でOKサインを頂きました。ありがとうございます。

Figure 1. 自宅のTD-4、ピアノ上に設置しています。かなりオシャレです。(笑)

キットの内容は、下記のように構成になると思います。

(1) CPUメイン基板(100*100㎟) 

(2) ROM基板(100*100㎟) 

(3) 電子部品(TTLと必要なパーツ)と組立説明書

キットとして提供する前に、Makers Faire Tokyo 2018に展示したTD4をPrototypeに位置づけ、実際に作ってみて見えてきた問題点をいくつ修正したいと思います。キットとしては、「より洗練されたデザイン」を提供したいと思います。

デザインの変更箇所

Figure 2.  側面のUSBポート(電源として使います)

(1) 側面のUSBポート規格をMini-USBからMicro-USBに変更します。最初、設計の時に、手元にMini-USB規格のケーブルがあったことが、Mini-USBにした理由でしたが、今になってほとんどがMicro-USBになっていたため、皆さんが手元にあるMicro-USBケーブルで使えるようにします。

Figure 3. 4bit 入力ポート, LED上にある赤いDIPスイッチのことです

(2) TD4には4bitの入力ポートがDIPスイッチとして用意されています。写真で見てわかるように四つのLED(4bitの出力ポート)に近すぎ、指での操作が簡単ではない状態です。従って、入力ポートの操作がより楽にするよう、再配置します。

Figure 4. RESET S/WとManual Clock S/W (白いToggle S/W)

(3) RESETスイッチとManual Clock S/Wがありますが、これはROM基板の後ろに配置され、少し押し難いデザインになっています。実際に使用頻度が高いS/Wですので、こちらの部品も再配置します。そして、より大きめのToggle S/Wに変更します。

Figure 5.  Clock 切り替えS/W(1Hz/10Hz)とClock Man/Auto 切り替えS/W

(4) 写真に見える青いケースのToggleスイッチです。Clockスピードを切り替えや、Auto/ManualのClock切り替えに使います。大きさと配置に課題があり、これらのS/WとROM基板が干渉することが起きてしまいました。こちらの問題も次回のデザインに変更しておきます。

Figure 6. 複数のROM基板 (左側:LEDちかちか, 右側: ラーメンタイマー)

(5)実際に使ってみたら、複数のROM基板があったほうが、楽しみが倍増することがわかりました。ファミコンのソフトみたいなもので、遊べるプログラムがいくつあったほうがいいですね。従って、今回は単一のROM基板のキットと、二つのROM基板のキットを用意することを考えています。

(6) その他

最近、Githubの使い方がわかったので、これから作るSchematic File, Board File, BOM リストも積極的に公開したいと思います。世界のTD4のファンに喜べるキットにしますので、これからも暖かい応援をよろしくお願い致します。

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